テーブルの上の物を食べる犬を止める方法|犬の飛び乗り癖を改善しよう

犬のしつけ方

愛犬がテーブルの食べ物を食べる行動は、多くの飼い主さんが経験していると思います。

可愛い行為でもありますが、それは大きな危険を伴う場合もあります。食べては行けない毒物を食べてしまったり、熱いコーヒーをひっくり返して火傷やケガをするかもしれません。

犬がテーブルの物を食べないようにする、適切な予防策を見ていきましょう。

なぜワンちゃんはテーブルの上の物を盗むの?

テーブルやキッチンのカウンターに食べ物を置いておくと、ワンちゃんにとっての格好の餌場になってしまいます。

ワンちゃんがテーブルの上に食べ物を見つけると、その食べ物を取るためにずっと飛び続けるかもしれません。そして、取った時はとても満足感を感じているはずです。

なぜ犬はテーブルの食べ物を取ろうとするのでしょうか?

ワンちゃんがテーブルやキッチンカウンターの食べ物を盗む理由は以下の通りです。

  1. ワンちゃんにとって食べ物を取るのは自然な行動です。本能的な行動です。野生の本能から犬は生き延びるために食べ物を取ります。
  2. お腹が空いているから。
  3. 服従訓練ができていないとテーブルの食べ物を盗む行動に出てしまいます。食べ物を盗むことはいけないことだときちんと教える必要があります。
  4. 運動不足で退屈になると、刺激を求めてさらに盗みを繰り返したりします。運動不足は他の多くの行動問題の原因にもなります。
  5. 分離不安の症状のひとつかもしれません。犬は靴下や靴のように懐いている飼い主さんの匂いがするものをよく盗みます。飼い主さんがいない時間が長いと、食べ物を盗むなどの行動に出ることがあります。

犬がテーブルの上の食べ物を盗むのを防ぐには?

ワンちゃんは、テーブルの上やキッチンカウンターにおいしい食べ物があることを簡単に学習します。

そして、食べ物を盗むたびに満足感が増していき、その行動が強まってしまいます。

ワンちゃんが食べ物を盗むことにうんざりしている方のために、犬をテーブルやキッチンカウンターに近づけないためのヒントをご紹介します。

食べ物を取る機会をなくす

犬が食べ物を取るのを防ぐ最善の方法は、テーブルの上に何も置かないことです。

スナック菓子や果物などは、棚の中や冷蔵庫にしまっておきましょう。

初めて犬を飼う方は、食べ物をその辺に置かない、汚れた食器を置きっぱなしにしないなど、今までの習慣を変える必要があります。

どうしてもテーブルの上に食べ物を置かなければならない場合は、ワンちゃんが食べ物をつまみ食いしないように、ワンちゃんが届かない奥の方までずらすようにしましょう。

赤ちゃん用のゲートを使ってワンちゃんを部屋に入れないようにする、クレートに入れる、ドアを閉めるなどの方法も有効です。

愛犬に十分な食事を与える

ワンちゃんが食べ物を盗むのは、そもそもお腹が空いているからです。

そんな時は十分な食事を与えるようにしましょう。

食べ物を十分に与えても盗む場合は、常に空腹感を感じてしまう病気にかかっている可能性があります。そんなワンちゃんの場合は、まず獣医さんに診てもらうのがいいでしょう。

ワンちゃんをしっかり観察し、十分な量を食べさせているか、病気の可能性はないかを確認しましょう。

ワンちゃんの食事は専用のボウルからのみと決める

可愛すぎて、ついワンちゃんにテーブルの上の食べ物を与えてしまうことがあります。

しかし、これは絶対にやってはいけないことです。

テーブルやテーブル付近では、人間の食べ物を与えないようにしましょう。

愛犬が自分の食事をする時は、必ず専用のボウルから食べさせるようにしましょう。

おねだりする犬に食べ物を与えてはいけない

犬は食べ物をねだります。彼らはおねだり上手です。

ワンちゃんが悲しげな濡れた目で物欲そうに近づいてくると、私たちは彼らが望むものすべてを与えたくなります。

その気持ちはわかります。しかし、そこで簡単に与えてしまうと、ワンちゃんはもっと頻繁にねだってくるようになるかもしれません。

おねだりしてくる犬をかわいそうだとは思わないでください!

あなたは十分な栄養を与えています。ワンちゃんが飢える心配はないことを忘れないでください。

愛犬の運動不足を解消する

食べ物を盗むワンちゃんには、肉体的・精神的な刺激を与えてあげましょう。

長めの散歩をしたり、楽しいゲームをしたり、トレーニングをしたりするのがおすすめです。

運動や遊びでワンちゃんを肉体的・精神的に満足させることが大切です。

食べ物を盗んだ犬に罰を与えるべき?

食べ物を盗んだワンちゃんを叱っても、ワンちゃんは盗みをやめません。

なぜなら、おいしい食べ物の美味には、飼い主さんのお叱りを上回るほどの刺激があるからです。叱ってもワンちゃんは盗み続けます。

思いっきり叱っても、ワンちゃんはあなたが傍ににいる時だけ盗まないようになるだけです。

そもそも、自分のしていることが悪いことだとは思っていない可能性が高いです。

やみくもに叱る前に、上記のような対策をしたり、きちんとしたしつけ法を勉強しましょう。

子犬がテーブルに飛び乗らないようにしつけをする

子犬がテーブルやカウンターに飛び乗る行動はしつけでやめさせることができます。

その方法を紹介するので早速やってみましょう。

  1. 子犬にリードをつけて、テーブルの上に魅力的なものを置きます。子犬が食べ物の匂いを嗅ごうと顔を上げた瞬間に、リードを引いて「ダメ」と言います。
  2. 子犬が食べ物を盗むのを見つけたら、「置いていけ」と教えましょう。
  3. 匂いをしきりに嗅いでいる子犬には、「自分の場所に戻りなさい」または「フセ」の指示を出しましょう。

好ましい行動をした時には必ずおやつを与えましょう。犬は賢いので、あなたに隠れてこっそり食べ物を盗むよりも、あなたの言うことを聞いた時のほうが、おやつをもらえる可能性が高いことをすぐに理解するでしょう。

“ブービートラップトレーニング”はやってもいいの?

ブービートラップトレーニングは、食べ物を盗むことと不快な刺激の関連付けをするトレーニング法です。

ワンちゃんが盗みの行動をする際、「離れろ」と教えるために、缶や動作検知式のアラームなどを使ってトラップを仕掛けます。同時に、ブービートラップをかけていない魅力的なものを近くに置き、噛んだり遊んだりさせて、安全な代替手段を学習させていきます。

しかし、犬の行動学の専門家の中には、ブービートラップを使ったトレーニングは、犬を不安にさせ、人間との信頼関係を希薄にすると主張する人もいます。

なので、ブービートラップを仕掛ける際は、より刺激のない方法を用いるのが良いでしょう。

最後に

ワンちゃんは常に人間の美味しい食べ物に惹かれています。そんなワンちゃんにマナーや正しい行動を教えるのは、飼い主である私たちの仕事です。

よくしつけられたワンちゃんは、より幸せな生活を送れることを忘れないでください。

紹介した方法を試して、ワンちゃんのつまみ食い癖を改善してあげましょう。

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