愛犬に上手に留守番してもらう方法|おさえておきたいポイント

犬のしつけ方

数時間以上も愛犬にお留守番をさせておく時があると思います。

かわいそうという気持ちが湧いてくるだけでなく、クッションやソファー、家具などがボロボロにされていないか心配にもなります。

どうしたら愛犬に上手にお留守番をしてもらえるのでしょうか?

ここでは安心して愛犬にお留守番をしてもらうための方法、おさえておきたいポイントをご紹介します。

犬は一人でいるときに何をしているの?

犬は家に一人でいる時何をしているのでしょうか?

この答えは犬の性格に依存します。

一人が得意な犬ならば、お昼寝をしたりして、飼い主さんが帰ってくるのを辛抱強く待つでしょう。

やんちゃな犬の場合は、ソファーに登ったり、テーブルの上に飛び乗って食べ物を盗むなど、普段は禁止されている行動に出てしまうかもしれません。

そして、中には一人になることに恐怖心を抱く犬もいます。恐怖心が破壊的な行動を呼び起こしてしまう場合もあります。貴重品を壊してしまったり、クッションをボロボロにしたり。

やんちゃな犬、恐怖心から問題行動を起こしてしまう犬に上手にお留守番をしてもらうために、飼い主ができることには何があるのでしょうか。

愛犬がお留守番を快適に感じる方法

ほとんどの飼い主さんにとって最もつらいことは、愛犬が飼い主さんの外出で絶望的な気持ちになってしまうことです。

飼い主さんが外出することに悲しんでいる愛犬に、誰も無関心でいられるわけがありません。

そんな愛犬にはリラックスして留守番していてもらうのが一番です。愛犬をリラックスさせる簡単な方法があります。

クレートトレーニングをしたりして、長時間いられる場所を作る

新しく家に迎えた子犬や犬が、すぐ家中を自由に歩きまわれるようにする必要はありません。

あなたが留守の間(あなたが家にいる間でも)、犬が自分の場所を確保することが重要になります。

クレートの中は、犬が留守番をしている間にリラックスできて、トラブルに巻き込まれないようにするための素晴らしい場所です。

クレートトレーニングが適切に行われている犬の多くは、一人になった時にクレートの中で安心感を感じています。

子犬の場合は、クレートの中に犬用のフェロモンディフューザーを設置したり、寝具にフェロモンスプレーを吹きかけたりしてみましょう。落ち着いた行動を促すことができます。

安心感を与える

まず上で紹介したクレートトレーニングを試してみましょう。

あなたの犬は最初トレーニングに抵抗するかもしれませんが、クレートトレーニングは、留守番が不得意な犬の救世主になる可能性があります。

犬に安全と安心感を与えることができる可能性が高いです。

エンターテイメントを提供する

ワンちゃんがあなたの外出で絶望的な気持ちになっていても、やりがいのある楽しいおもちゃがあれば、気分が良くなるかもしれません。

刺激的なパズルのおもちゃや、お気に入りのぬいぐるみなどを置いておくと、ワンちゃんを夢中にさせて楽しませることができます。

ペットカメラなどを使って安心感を与える

技術の進歩により、私たちはペットと一緒にいなくてもコミュニケーションをとることができるようになりました。

ペットカメラなどのアイテムを使えば、愛犬にあなたの声を聞かせて安心させることができます。

ペットの行動を追跡して、おやつや遊びの時間にご褒美を与えることができるものもあります。

徐々に一人に慣れさせる

最初は1~2分だけ、愛犬に美味しいおやつやおもちゃを持たせて部屋を離れてみましょう。

最初の数回は家にいて、愛犬と離れた部屋で過ごします。徐々にその時間を延ばしていきます。

愛犬が一人でいることに慣れてきたら、犬がおもちゃなどに夢中になっている間、実際に家を離れてみましょう。

これを実践するのに最適な時間は、ゴミ出し、郵便受けに郵便物を取りに行くとき、または近くのお店にちょっとしたものを買いに行く時です。

出ていく時と帰宅時の挨拶を控えめにする

出かける時と帰宅時の挨拶を控えめにするのも効果があります。

愛犬に、人間が家を出入りすることが大きなイベントではないことを学んでもらいます。

帰宅した時に犬が喜んで出迎えてくれるのは嬉しいことですが、過度な出迎え(体をバタバタさせたり、コントロールできないような声を出したり、永遠に喜んでいたり)は、分離不安のサインかもしれません。

控えめな挨拶をしていると、早いワンちゃんは数日で落ち着いてきます。愛犬にリラックスした状態を維持させましょう。

十分な運動と精神的な安心をたくさん与える

愛犬に十分な運動をさせることは、多くの問題行動予防のために重要になってきます。

精神的な充実と同じくらい犬にとってとても重要です。

肉体的に十分な運動をさせてあげれば、家に一人で残しておいても、リラックスして過ごしやすくなるでしょう。

どのくらいの時間、犬を一人にしておくことができるの?

愛犬とずっと一緒に過ごしたいと思っても、一日中一緒に過ごすことは簡単にはできません。仕事に出かける時など、愛犬を一人にしてしまうことはよくあります。

しかし、どのくらいの時間愛犬を一人にしていいのでしょうか?

成犬の場合でも、4時間以上は一人にしないのが理想的です。

十分な食事と水を与え、必要に応じてトイレをさせる場所があれば、多少の余裕はできます。ただし、基本的なニーズが満たされていたとしても、1日8時間を超えて一人にさせるのはおすすめできません。

しかし、夜(睡眠中)は犬を一人にしておいても問題ありません。犬は夜行性の動物ではないので、夜通し寝ています。睡眠中は刺激が少なく、興奮することも少ないので、その時間を質の高い休息の時間に充てています。唯一の例外は、精神的な病に悩まされている犬です。

犬は群れで過ごす動物です。おもちゃやおやつ、安全な場所を与えても、犬は幸せで快適に過ごすために人間を必要とします。なるべく早く帰宅するように心がけましょう。

子犬を一人で留守番させる

子犬を飼いながらフルタイムの仕事をするのは、不可能なミッションのように思えるかもしれません。しかし少し努力をすれば可能です。

まず、子犬の年齢に注意しましょう。生後6ヶ月未満の若い子犬は、2時間以上一人にしておくことができません。ペットシッターや犬のデイケアを利用する必要があるかもしれません。

子犬を一人で留守番させる時は、広々とした快適なクレートか、子犬用の部屋を用意しましょう。子犬は何でも噛むのが大好きなので、あたりかまわずボロボロにする可能性があります。安全な場所に閉じ込めておかないと、ケガをしてしまう恐れもあります。

そして子犬の成長に合わせて、子犬が一人で過ごす時間を少しずつ増やしていきましょう。子犬が一人でいることに慣れてくれば、仕事中に子犬を一人にしておいても心配する必要がなくなるはずです。

一人でお留守番するのが得意な犬種

すべての犬種にはそれぞれ特性がありますが、中には他の犬種よりも孤独を得意とする犬種もいます。

一人でいることが得意な犬種は、他の犬種よりも活発でないなどの特徴があります。

長時間放置することができる犬種は以下のような犬種です。

  • バセット・ハウンド
  • フレンチ・ブルドッグ
  • チワワ
  • パグ
  • ブル・テリア
  • チャウ・チャウ
  • 秋田犬
  • ボストン・テリア

他にもいくつかの犬種がありますが、8時間ほど一人にしておくことができる犬種は、通常、知的で、あなたがいない間に自分で楽しみを見つけることができるように訓練された犬です。

このような性格の犬は、学習意欲が高く、自立心が強く、一日中飼い主に頼りっぱなしということはありません。

上に挙げた犬種以外に長時間一人でいられる犬種としては、ラブラドール、ゴールデンレトリバー、ビーグル、柴犬などが挙げられます。長時間といっても、1日8時間までです。それ以上は留守番させないことを覚えておく必要があります。

留守番させるなら小型犬? 大型犬?

犬を飼う場合、日常生活、仕事、人間関係など、生活のあらゆる面を考慮した上で、自分の生活スタイルに合った犬がどうかを確認する必要があります。

小型犬と大型犬、どちらが留守番に向いているのでしょうか?

小型犬

小型犬はサイズが小さく運動量が少ないので、アパートなどの狭い部屋でも留守番することが可能です。

とはいえ、一人で安心・安全に留守番させるためにクレートトレーニングをするなどの対策は必要です。

そして定期的な散歩、遊び、毎日の健康的な活動も必要です。

毎日の健康的な活動なしでは、小型犬とはいえ破壊的な行動をしてしまうかもしれません。

大型犬

大型犬は、留守番中快適に過ごすために広いスペースが必要となります。

大型犬の多くはかなりのんびりしているので、長時間の留守番でなければ一人でいられるケースが多いです。

しかし、大型犬は後に骨に関わる病気にかかることが多く、健康を維持するためには定期的な運動が必要となります。

小型犬同様、散歩、遊び、毎日の健康的な活動をさせてあげるようにしましょう。

安心して留守番させるための最低限のポイント

仕事をしているしていないに関わらず、誰でも1日に少なくとも数時間は家を留守にするはずです。

犬のデイケアを頼んだり、犬の保育園に愛犬を預けるつもりがない場合、愛犬が一人で家にいる時間は長くなっていきます。その場合は、適切なトレーニングとアイテムを用意しておきましょう。

特に犬用の大きめのクレートを用意してクレートトレーニングをしておくのがおすすめです。クレートの中でもクレートの外でも犬の留守番時間は、8時間以内が目安です。

クレートを設置できない場合は、犬がケガをしないように、部屋にしっかり対策をしておくと良いでしょう。

クレートトレーニングをしたり、おもちゃを用いたりすれば、留守番中の犬は一人で過ごせるようになってくるはずです。ワンちゃんが穏やかにリラックスして留守番できるようになるだけでなく、あなた自身も安心して過ごせるようになるはずです。

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